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⼥性のための整形外科

当クリニックの整形外科では、特に⼥性に起こりやすい⾻や関節のトラブルを中⼼とした治療を⾏っています。
整形外科のかかりつけ医として、ぜひご相談ください。

⼥性に起こりやすい
⾻や関節のトラブル

⼥性は「思春期」「妊娠・出産期」「更年期(閉経の前後5年)「⽼年期」と、ライフステージごとに⼥性ホルモンの分泌が⼤きく変化します。
特に、⼥性の⾝体を守る⼥性ホルモン「エストロゲン」は、20代後半から30代前半をピークに40歳を過ぎた頃から急激に減少します。
これにより、女性の身体にさまざまな変化が生じ、⾻や関節のトラブルを引き起こしています。

⼥性のライフステージと
女性ホルモンと骨密度の関係

⼥性のライフステージと女性ホルモン と骨密度の関係
⼥性のライフステージと女性ホルモン と骨密度の関係

思 春 期

10〜20歳前後

初潮を経験し、妊娠出産期に向かってエストロゲンの分泌が増える時期

妊娠出産期

20〜40歳前後

エストロゲンの分泌が安定し、⾝体が守られている時期

更 年 期

45〜55歳前後

エストロゲンの分泌が急激に低下し、体調に変化が起こりやすい時期

⽼ 年 期

60歳〜

エストロゲンの分泌が僅かとなり、⽣活習慣病にもかかりやすくなる時期

⾻粗しょう症

⾻の密度が若年成⼈と⽐べて3割以上も少なくなってしまう病気です。
40歳になったら、すべての⼥性に⾻密度検査をおすすめいたします。

肩こり

主に筋⾁の疲労から、⾸や肩や肩甲⾻などにだるさや張りを感じる症状です。
⾎流を改善させるマッサージ療法や温熱療法、運動療法、安静、薬物療法(筋弛緩薬、局所注射等)などを⾏います。

肩関節炎(50肩)

50代に多く⾒られる症状で、主に肩関節の周囲に炎症が起こり、関節の動きが悪くなる症状です。
痛みの強い時は、安静、薬物療法(消炎鎮痛剤、注射)などが有効で、痛みが落ち着いたら、温熱療法、運動療法などを⾏います。

腰痛

主に腰椎に負担がかかることで、腰や背中に痛みや張りなどを感じる症状のことです。
腰痛は、⽣活習慣や精神的ストレスなどが複雑に絡むことが多く、原因特定が難しい疾患でもあります。

⼿指の変形

軟⾻の減少が主な原因となり、⼿の⾻が変形したり、⼿指に痛み、腫れなどを⽣じる症状です。
閉経後、4年以内に60%の女性が何らかの⼿の症状を訴えるということから、⼿指の変形は「⼥性ホルモンが関係している」と⾔われています。

⾜の変形(変形性⾜関節症)

加齢による⾜⾸の関節の⽼化(軟⾻のすり減り、筋⾁の衰え、過去の怪我や関節リウマチ)が原因となり、痛みを⽣じる症状です。
鎮痛剤・湿布などの薬物療法や⾜底挿板などの装具療法他、⼿術を⾏う⽅法などがあります。

ヘルニア

背⾻の⾻と⾻の間にある椎間板の⼀部が後⽅へ⾶び出し神経を圧迫することで、腰や⼿⾜の痛み、しびれなどを⽣じる病気です。
鎮痛剤などの薬物療法やコルセットなどの装具療法、温熱・電気治療、⾻盤牽引などの理学療法他、神経ブロック療法を⾏うこともあります。

関節リウマチ

関節が炎症を起こし、腫れなどが生じる症状です。
放っておくと関節が変形し、その機能が失われてしまう、免疫疾患の1つです。
関節の破壊が進行してしまうと元に戻ることができませんので、早期に発⾒して早期に治療することが重要です。

脊推疾患

椎間板ヘルニア、頚椎症、脊柱側弯症、脊椎分離症などがあり、腰痛や頚部痛・肩こり、運動障害が⽣じる疾患です。
症状により、薬物療法や運動療法、⼿術などが⾏われます。

⾻折

⾻が折れたり、骨にひびが⼊ったりした状態です。
⾻の周りは神経や⾎管が多いため、強い痛みを伴うことがあります。
損傷した部位や損傷の仕⽅で対処法は異なりますが、代表的なものでギプスによる固定、症状に応じては⼿術が⾏われることもあります。

ぎっくり腰

重いものを持ち上げた時などに突然起こる強い腰痛のことを⾔います。
1、2週間程で⾃然に回復することが多いですが、腰椎椎間板ヘルニアなどの疾患が⾒つかることもありますので、病院での検査をおすすすめします。

靱帯損傷

膝関節を安定させる役割を持つ靱帯が損傷したり断裂することで、膝まわりに痛みと腫れが⽣じます。
ギプスやサポーターなどでの固定の他、歩⾏が困難な⽅やスポーツをする⽅などは、靱帯再建⼿術を⾏うこともあります。

症状別の代表的な
整形外科疾患

⾸の痛み・肩のこり

頚椎捻挫(むち打ち症、寝違え)、頚椎椎間板ヘルニア、変形性頚椎症、頚椎後縦靭帯⾻化症、頚肩
腕症候群

肩の痛み

五⼗(四⼗)肩(肩関節周囲炎)、肩腱板損傷

腰の痛み

腰痛、ぎっくり腰、腰椎椎間板ヘルニア、変形性腰椎症、腰部脊柱管狭窄症、胸・腰椎圧迫⾻折、腰椎分
離・すべり症、坐⾻神経痛、⾻粗しょう症

⾜・⾜指の痛み

⾜底筋膜炎、扁平⾜、アキレス腱断裂、外反⺟趾、巻き⽖(陥⼊⽖)、痛⾵

肘の痛み

上腕⾻外側(内側)上顆炎(テニス肘、野球肘など)、肘内障、肘部管症候群、変形性肘関節症、離断性⾻
軟⾻炎

膝の痛み

変形性膝関節症、靭帯損傷、半⽉板損傷、オスグッド病(⼩児)、関節⽔腫、関節ねずみ(関節内遊離体)

すねの痛み

シンスプリント(脛⾻過労性⾻膜炎)

⼿・⼿⾸の痛み

⼿根管症候群、関節リウマチ、腱鞘炎、変形性手指関節症

指の痛み

ばね指、突き指、デュピュイトラン拘縮、ヘバーデン結節

太ももの付け根の痛み

変形性股関節症、股関節周囲炎、⼤腿⾻頭壊死症

手のしびれ

頚椎椎間板ヘルニア、⼿根管症候群

⾜のしびれ

腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、慢性閉塞性動脈硬化症(ASO)

⼿指の変形

ヘバーデン結節、ブシャール結節

⾜の変形

変形性⾜関節症、変形性膝関節症、外反⺟趾

当クリニックが
行っている治療法

検査
⾻密度測定
レントゲン検査
採血
MRI(当院でご予約し、外部に委託)
治療
注射・点滴
神経ブロック注射
装具療法
食事指導
運動指導
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