骨密度検査
撮影台の上に仰向けに寝ていただき、腰椎、⼤腿骨の測定を⾏います。
骨密度検査 5,500円(税込)
※患者様のご年齢・症状などにより異なる場合がございますので、詳細は受診時にお問い合わせください。
osteoporosis screening
骨粗しょう症とは、骨の密度が若年成人と⽐べて3割以上も少なくなってしまう病気です。
また、これを放っておくと、腰や背中が曲がってしまったり、些細なことで骨折をし、寝たきりとなる原因を引き起こしてしまう⼤変怖い病気です。
50歳以上女性の
4人に1人は
骨粗しょう症
要介護になってしまう
原因の
第3位が
『骨折』
骨粗しょう症の
80%以上が
女性
ダイエット経験者は
骨粗しょう症
予備軍かも
骨粗しょう症がなぜ女性に多いのか、それは女性のライフステージ(「思春期」「妊娠・出産期」「更年期(閉経の前後5年)「⽼年期」)による女性ホルモンの変化が⼤きく影響しています。
女性らしい身体づくりや女性の⾝体を守ることを役割とする女性ホルモン「エストロゲン」の分泌量は、20代後半から30代前半をピークに、40歳を過ぎた頃から減少していきます。
これにより、さまざまな身体の変化とともに骨密度が減少していき“骨粗しょう症のリスク”が高まることになるのです。
女性ホルモン
「エストロゲン」の量の推移
今は、50代以降の女性の4人に1人は骨粗しょう症です。
早いうちから対策をすることで骨粗しょう症の予防ができ、早期発⾒をすることで骨密度の低下を抑えることができます。
40歳になったら、すべての女性に骨密度検査をおすすめいたします。
当クリニックでは、全身用X線骨密度測定装置「DEXA(⽶国GE社製:PRODIGY Fuga-C)」を採⽤しています。
DEXA(デキサ)法とは、極めて微量な⾼低2種類のX線を、主に腰椎(腰の骨)と⼤腿骨頸部(太ももの付け根部分の骨)に照射して、骨量を調べる方法です。
また、このDEXA(デキサ)法は、骨密度の測定以外に、骨粗しょう症治療の経過観察、また潜在する骨折リスクの予測についても検証することができます。
3〜4分の短時間で正確に骨密度が測定でき、結果を⽤いた診断を合わせてもトータル30分以内であることから、お茶やお買い物のついでに気軽に受けられる検査です。
撮影台の上に仰向けに寝ていただき、腰椎、⼤腿骨の測定を⾏います。
骨密度検査 5,500円(税込)
※患者様のご年齢・症状などにより異なる場合がございますので、詳細は受診時にお問い合わせください。
骨粗しょう症の発症には、女性ホルモンによる⾝体の変化以外にも、⾷事・運動習慣などが⼤きく関わっています。
そのため⾷事・運動療法も、骨粗しょう症の予防と改善には⽋かせません。
当クリニックでは、骨粗しょう症の予防と改善に向け、医師による⾷事指導から運動・エクササイズ指導までトータルにサポートしております。
骨粗しょう症には、どんな症状がありますか?
骨粗しょう症の場合、実は⾃覚症状がほとんどありません。
特に初期は無症状であることが多く、骨折などをきっかけに骨粗しょう症であることが分かるケースが少なくありません。
そのため、40歳を過ぎた女性のみなさまには、骨密度検査を受けていただくことをおすすめしております。
骨粗しょう症は、50代、60代になったら気をつければよいですか?
いいえ、50歳以降になるとすでに4人に1人が骨粗しょう症と⾔われており、遅くなれば遅くなるほど、予防するための選択肢が
少なくなってしまいます。
そのため、40歳を過ぎた女性のみなさまには、今すぐ骨密度検査を受けていただくことをおすすめしております。
保険適用の治療法はありますか?
はい、患者さまがご加⼊されている健康保険の種類やご年齢・症状などにより検査や治療が保険適⽤となります。
詳しくは受診時にお問い合わせください。
骨粗しょう症の治療には、どんな薬を使うのですか?
患者さまの症状により異なりますが、主に①骨を壊すのを抑えるお薬、②骨を作るお薬、③骨の再⽣を促すお薬などを⽤いて治療します。
その他、骨折による痛みの緩和などに注射や点滴などを使⽤することもございます。
骨粗しょう症は、治るのですか?
骨粗しょう症は、改善する可能性が⾼い病気です。
まずは、ご⾃⾝の骨の強さを知り、専⾨医による適切なお薬での治療をはじめ、さらに⾷事や運動の習慣を変えていくことで、
劇的な変化を遂げた患者さまも多くいらっしゃいます。
ぜひ詳しい検査を受けてみてください。